秋はマラソン大会や運動会など、普段よりも体を動かす機会が増える季節です。特にランニングやウォーキングを始める方が多くなる一方で、「かかとがズキッと痛い」「朝起きて一歩目がつらい」といった足のトラブルで来院される方が急増します。その代表的なものが足底筋膜炎(そくていきんまくえん)です。
大阪市住吉区の「はりきゅう院 歩」でも、秋口から冬にかけて「足裏の痛みで走れない」「朝の歩き出しがつらい」といった相談が目立ちます。本記事では、足底筋膜炎とはどのような症状なのか、なぜ秋に増えやすいのか、そして放置するとどうなるのかを専門院の視点から詳しく解説します。
足底筋膜炎とはどんな病気?
足底筋膜炎は、かかとから足の指の付け根にかけて伸びている足底腱膜に炎症が起きることで、歩行やランニング時に痛みが出る症状です。土踏まずを支える大切な膜組織であり、衝撃吸収や姿勢保持に関与するため、炎症が起こると日常生活にも大きな影響を与えます。
代表的な症状は次のようなものです。
- 朝起きて一歩目にかかとに強い痛みを感じる
- 立ち上がりや歩き始めに足裏が突っ張る
- 走った後や長時間立った後にかかとがジンジン痛む
- 悪化すると歩行そのものがつらくなる
初期段階では痛みが断続的でも、進行すると慢性的な痛みに変わり、改善までに時間がかかるようになります。
なぜ秋に足底筋膜炎が増えるのか?
はりきゅう院 歩の臨床経験からも、秋口に足底筋膜炎が増える理由にはいくつかの共通点があります。
1. 運動量の急激な増加
夏の暑さで運動を控えていた人が、秋になり涼しくなると急にランニングやウォーキングを始めるケースが多いです。体がまだ負荷に慣れていない状態で長距離を走ると、足底に過度なストレスがかかり炎症が起こりやすくなります。
2. 硬い路面での練習
マラソン大会に向けてアスファルトの上で長時間走る練習をする方が増えます。クッション性の少ない路面は足底への衝撃を強め、腱膜へのダメージにつながります。
3. 靴の影響
秋はブーツや硬めの靴を履く機会も増えます。合わない靴や、クッション性の低いシューズで長時間過ごすことも足底筋膜炎の発症リスクを高めます。
4. 冷えによる血流低下
季節の変わり目は足元が冷えやすく、筋肉や腱の柔軟性が低下します。その状態で負荷をかけると小さな損傷が起こりやすくなります。
放置するとどうなる?
足底筋膜炎は「安静にすれば治る」と思われがちですが、完全に放置すると次のようなリスクがあります。
- 痛みが慢性化し、数ヶ月〜1年以上改善しない
- 痛みをかばって歩くため、膝や腰のトラブルへ波及
- ランニングやスポーツを断念せざるを得なくなる
特にスポーツを楽しんでいる方にとっては、走れない・練習できないことが精神的なストレスにもつながります。早期に適切な対処をすることで、長引かせずに改善することが可能です。
はりきゅう院 歩が考える改善の第一歩
当院では、足底筋膜炎の改善には「痛みを抑える」と同時に「再発しない土台作り」が大切だと考えています。鍼灸では炎症や硬くなった筋膜に直接アプローチし、血流を促進して自然治癒を高めます。整体では股関節・膝・足首まで全身の連動を整え、足底にかかる負担を軽減します。
加えて、生活習慣や靴のアドバイス、自宅でできる簡単なセルフケアを組み合わせることで、回復を早めつつ再発を防ぎます。
まとめ
秋は運動を始める人が増える一方で、足底筋膜炎のリスクも高まる季節です。かかとの痛みや朝の一歩目の違和感を放置せず、早めにケアを始めることが大切です。セルフケアだけで改善しない場合や、痛みが長引いている場合は専門院に相談してください。大阪市住吉区の「はりきゅう院 歩」では、足専門の視点からあなたの足の状態を丁寧に確認し、最適な施術とケアプランを提案しています。
初回予約のご案内
当院では初回約90分 8,100円 → 初回限定 4,000円(税込) にて施術を行っています。足底筋膜炎の症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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