夕方になると靴がきつくなる
よくご相談を頂くことが多いです。特に女性で、「夕方になると靴がきつくなります。」というお声を頂きます。丸一日、立ち仕事や座る時間がない、逆に座り仕事であまり移動が少ない方も多くおられると思います。
足の血行不良により、水分が足に溜まっている状態で足にサイズが大きくなります。
足のむくみの要因
- 血行不良
同じ姿勢で長時間過ごすと、ふくらはぎのポンプ機能を果たさなくなり、血液の循環が滞る。滞るのも足の血管は逆流しないように弁がついており、心臓へはポンプ機能が働かないと戻りにくい。これにより、足に水分が溜まりやすい。
- 水分バランスの乱れ
塩分の取りすぎ、味の濃い食事、アルコールの摂取、睡眠不足によっても起こる。
- 重力の影響
足は心臓よりも最も遠い位置にある。重力の影響で水分が溜まりやすい。
足のむくみの改善策
- 仕事や家事の空き時間を利用してこまめな運動
立ちっぱなしや座る時間が長くなる場合は、こまめに休憩を取り、足首やふくらはぎの運動やストレッチを行うようにする。
- 冷えないようにする
季節に左右されずに、湯船にしっかり浸かる。腹巻やレッグウォーマーなどで冷えないようにする。
- 塩分を取り過ぎない
塩分を控え、味の濃い食事も控える。
失敗しない靴選び
- 靴選びの時間が重要
靴を選ぶ時間帯が重要で、午後から夕方に選ぶ。特に午後3時が重要。朝と夕方を比べると5~10mm程度変わります。夕方に足のむくむ状態に合わせて靴を選ぶことで、きつい靴を避け、靴ずれなどのトラブルも防げます。午後3時に行くのも、ある程度疲労が溜まっている時間であり、足のむくみが顕著になることが多いからです。
- 用途に合った靴下を持っていく、履いていく
スニーカーにはスニーカーソックス、革靴にはビジネスソックス、パンプスにはストッキングと用途によって靴下が違うので、新たに靴を選ぶ時にはそのシーンの靴下で試着をするようにして下さい。
まとめ
足がむくみことは「いつものこと」と疎かにせずに、血流やこまめな運動、靴選びを大切にし、楽しい日常生活を送っていけるように心がけて下さいね。
当院では、足のトラブルや靴の履き方や選び方をお伝えしています。それと同時に整体や鍼灸で体を整え、姿勢改善や歩行指導も行っています。
お困りの方は、一度ご相談くださいね。