足底筋膜炎(そくていきんまくえん)

足底筋膜炎とは、足の裏にある筋膜が炎症を起こすことで、歩くときや立つときに激しい痛みを感じる症状です。足底筋膜炎は、長時間の立ち仕事や運動不足、体重増加などが原因で起こりやすく、放っておくと慢性化してしまう恐れがあります。

しかし、足底筋膜炎は、適切な治療と予防を行えば、改善する可能性が高いです。当院では、足底筋膜炎の原因となる筋肉や関節のバランスを整える整体や鍼灸を行っております。また、このページでは自宅でできるストレッチやケアの方法もお伝えしております。

足底筋膜炎でお悩みの方は、このページを最後までお読みいただけると症状の改善方法が見つかるはずです。あなたの足の痛みを和らげ、歩くことの楽しさを取り戻すお手伝いをさせていただきます。

こんな悩みでお困りではありませんか？

☑　朝起きて歩くと足の裏が痛い
☑　ランニングをすると思いっきり走れない
☑　革靴やヒールで歩き回ると必ず痛みがある
☑　足裏が痛くてウォーキングやランニングが出来ない
☑　かかとをつけて歩けない
☑　土踏まずが痛い

その症状、「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)」かもしれません！

「足底筋膜炎」とは

足底筋膜炎とは、足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱や足底筋膜（足裏にある膜）に炎症が起き、歩くのもやっとなぐらいになる症状です。この筋膜が炎症を起こすことによって引き起こされる痛みのことを指します。筋膜とは、筋肉を包む薄い膜のことで、足底筋膜は、かかとから足の指の付け根まで伸びています。

筋膜の役割

筋膜は、筋肉を支える役割を果たしており、足底筋膜は、足のアーチを支える役割があります。そのため、足底筋膜が炎症を起こすと、足の裏に痛みが生じることがあります。

筋膜炎の発生

足底筋膜炎は、過度な運動や不適切な靴の着用などによって引き起こされることがあります。また、加齢に伴う足底筋膜の劣化や、体重増加による負担増加も原因となることがあります。

筋膜炎の影響

足底筋膜炎は、歩行や走行時に強い痛みを引き起こすことがあります。また、長期間放置すると、足首やふくらはぎなどにも影響を及ぼすことがあります。

発症しやすい人の特徴

多くはかかとの骨の前あたりに痛みが起こり、主に40～50歳代以上で発症するが、若い世代でもランニングやウォーキングをやっている方やスポーツ選手などに多い傾向があります。

丈夫な足底筋膜も、歩行やランニング、ジャンプで使いすぎたり四十歳代以降になると、古いゴム管のようにひびが入り、炎症を起こします。

「足底筋膜炎」の症状

足底筋膜炎は、足の裏にある筋膜が炎症を起こすことによって引き起こされる痛みです。この痛みは、足の裏の中央部分からかかとにかけて強く感じられることが多いです。また、朝起きた時や長時間座っていた後に立ち上がった時に、足の裏が張るような痛みを感じることもあります。

痛みの程度

足底筋膜炎の痛みは個人差がありますが、一般的には歩行や走行時に強く感じられます。特に、階段を上り下りする時や坂道を歩く時に痛みが強くなることがあります。

痛みの持続時間

足底筋膜炎の痛みは、治療を受けない場合、長期間にわたって持続することがあります。しかし、適切な治療を受けることで、痛みは徐々に和らいでいきます。

その他の症状

足底筋膜炎に伴って、足の裏が張るような感覚や、足首周りの筋肉が硬くなることもあります。また、足の指の付け根が腫れることもあります。

「足底筋膜炎」の原因

足底筋膜炎は、様々な原因によって引き起こされることがあります。足底筋膜炎になる原因について、当院では9つあると考えています。

足底への刺激の減少
靴の中で指が頑張っている
クッション性の無い靴を履いているため、アーチの低下
かかとのゆがみ
歩き方の問題
体のゆがみ
体重増加
加齢に伴う劣化
過度な運動

1. 足底への刺激の減少

足裏を刺激するようなデコボコ道を歩かないため
足底への反射が起こらない

2. 靴の中で指が頑張っている

靴が脱げないように、指でロックさせて歩く悪い歩き方。子供にも増えています。不適切な靴を着用することによって、足底筋膜に負担がかかり、炎症を起こすことがあります。靴は、足の形に合ったものを選び、サイズも適切なものを着用するよう心がけましょう。

3. クッション性の無い靴を履いているため、アーチの低下

今流行りのローファーやパンプス、靴のソール（底）が薄いなど
足底への負担が増大

4. かかとのゆがみ

踵（かかと）の骨が外に倒れてしまったり、内に倒れてしまったりする事があります。踵の骨が外に倒れてしまうと、外側体重になり足の指が浮いてしまい、土踏まずが高くなり指に力が入ってしまいます。また、足裏の筋肉が牽引され、痛みを生じます。

踵の骨が内側に倒れてしまうと、土踏まずが平らになり足裏の筋肉が牽引され、痛みを生じてしまいます。踵の骨の向きは重要です。傾き方ことによって、足裏の筋肉が牽引されます。

5. 歩き方の問題

内股やガニ股で歩くと、足の運びが不自然になり足裏にかかる負担が多くなります。

それに伴い、足首の硬さもあると地面からの衝撃を吸収できずに足裏に負担がかかります。

6. 体のゆがみ

体のゆがみは様々です。内臓が疲労することで本来の位置から下垂してしまい体のバランスを取るために補正し、ゆがみが起こります。普段からの日常的な姿勢もゆがみを起こさせる要因になります。仕事上の姿勢や家での過ごし方によっても変わってきます。

7. 体重増加

体重増加によって、足底筋膜に負担がかかり、炎症を起こすことがあります。健康的な体重を維持することで、足底筋膜炎の予防につながります。

8. 加齢に伴う劣化

加齢に伴って、足底筋膜が劣化し、炎症を起こすことがあります。年齢を重ねるごとに、足底筋膜のケアが重要になります。

9. 過度な運動

過度な運動によって、足底筋膜に負担がかかり、炎症を起こすことがあります。特に、ランニングやジャンプなど、足に負担がかかる運動を行う場合は注意が必要です。

「足底筋膜炎」の治療法

足底筋膜炎の治療法には、様々な方法があります。その中でも、以下のようなものが挙げられます。

安静

足底筋膜炎の治療には、安静が重要です。足に負担がかかる運動は控え、足を休めるよう心がけましょう。

ストレッチ

足底筋膜炎の治療には、ストレッチが効果的です。足底筋膜を伸ばすストレッチを行うことで、痛みが和らぐことがあります。

マッサージ

足底筋膜炎の治療には、マッサージも効果的です。足底筋膜をマッサージすることで、血行が促進され、痛みが和らぐことがあります。

矯正インソール

足底筋膜炎の治療には、矯正インソールの使用も効果的です。矯正インソールは、足のアーチを支える役割があり、足底筋膜にかかる負担を軽減することができます。

「足底筋膜炎」で受診すべき医師や専門科

足底筋膜炎の治療には、様々な医師や専門科があります。その中でも、以下のようなものが挙げられます。

整形外科

足底筋膜炎の治療には、整形外科が適しています。整形外科医は、足底筋膜炎の診断や治療についての専門的な知識を持っています。

リハビリテーション科

足底筋膜炎の治療には、リハビリテーション科も適しています。リハビリテーション科医は、足底筋膜炎の予防や治療についての専門的な知識を持っています。

鍼灸師

足底筋膜炎の治療には、鍼灸師も適しています。鍼灸師は、足底筋膜炎の治療についての専門的な知識を持っており、鍼灸治療によって痛みを和らげることができます。

整体師

足底筋膜炎の治療には、整体師も適しています。整体師は、足底筋膜炎の治療についての専門的な知識を持っており、整体治療によって姿勢を正し、足底筋膜にかかる負担を軽減することができます。

病院やよくある整骨院・整体院での一般的な対処法

足底筋膜炎で病院や整骨院に行くと一般的な対処法として
・マッサージ
・サポーター
・シップ
というものがあります。
ですが、なかなかこれでは改善してないのが実情です。

では、なぜあなたの足底筋膜炎は改善しないのでしょうか？

足底筋膜炎になる、本当の原因は体のバランスが崩れているからです。

鍼灸や整体で「足底筋膜炎」を改善

鍼灸や整体は、足底筋膜炎の改善に効果的な治療法の一つです。鍼灸や整体によって、足底筋膜の痛みを和らげることができます。

鍼灸治療

鍼灸治療は、足底筋膜炎の痛みを和らげる効果があります。鍼灸師は、足底筋膜に鍼を刺すことで、血行を促進し、痛みを和らげることができます。

整体治療

整体治療は、足底筋膜炎の痛みを和らげる効果があります。整体師は、足底筋膜をマッサージすることで、血行を促進し、痛みを和らげることができます。また、姿勢を正すことで、足底筋膜にかかる負担を軽減することができます。

鍼灸や整体のメリット

鍼灸や整体には、副作用が少ないというメリットがあります。また、自然治癒力を高める効果もあります。そのため、足底筋膜炎の治療には、鍼灸や整体がおすすめです。

大阪で「足底筋膜炎」を治すなら「はりきゅう院歩」

大阪には、足底筋膜炎の治療ができる鍼灸・整体院がたくさんあります。その中でも、「はりきゅう院歩」は、足底筋膜炎の治療に定評があります。

「はりきゅう院歩」の特徴

「はりきゅう院歩」は、足底筋膜炎の治療に特化した鍼灸・整体院です。同院では、鍼灸治療や整体治療を行っており、足底筋膜炎の痛みを和らげることができます。

「はりきゅう院歩」の治療法

「はりきゅう院歩」では、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療法を提供しています。同院では、鍼灸治療や整体治療だけでなく、ストレッチ指導や生活指導も行っており、足底筋膜炎の予防にも力を入れています。

「はりきゅう院歩」の評判

「はりきゅう院歩」は、患者さんから高い評価を受けています。同院では、丁寧なカウンセリングと適切な治療法によって、多くの患者さんが足底筋膜炎の痛みから解放されています。

本当に辛い症状を治したい！と思う方への当院おすすめの４STEP

STEP1 足のゆがみ・アーチ（土踏まず）を整える
　　　 ⇒体の土台（足元）を安定させるために、足のゆがみやアーチ（土踏まず）を整える

STEP2 体のゆがみ（骨盤）や内臓を整える
　　　 ⇒体の大黒柱（背骨や骨盤）や内臓の圧迫などを防ぎ、自律神経を整える

STEP3 姿勢や歩行を安定させる
⇒日常生活がスムーズにいくように、姿勢や歩行を安定させる

STEP4 再発しないように予防する
　　　 ⇒元の状態に戻らないようにトレーニングを行い、再発予防に努める

なぜ、はりきゅう院歩の鍼灸・整体であなたの足底筋膜炎がよくなるのか？

はりきゅう院　歩では様々な角度から検査を行い「身体のゆがみ」「重心」「足圧分布」「歩行」をチェックし、あなたの「足底筋膜炎」を引き起こしている「重心の崩れ」や「姿勢の崩れ」の原因を足圧分布や姿勢や歩行を視覚的画像で確認し、特定します。

当院ではこの「検査」と「カウンセリング」を重要視しており、できる限り原因を絞るように時間をかけてあなたのお話しを伺い、そして身体のあらゆる視点から原因を特定していきます。

さらに引き出したあらゆる原因に対しアプローチすることができる適切な刺激で独自の整体法で身体のゆがみなどはもちろん、足元から整え、自然治癒力（自分の体が治そうとする力）を引き上げていきます。

ランニングやウォーキングでなりやすい足の痛み、足底筋膜炎

コロナ自粛で多くの方が運動不足を解消するために、ウォーキングやランニングを始められたと思います。初めて始められた方に多い足の痛みについてです。

ウォーキングやランニングをされている方の中で悩みの多い足底筋膜炎（踵周囲の痛みです）

足部の観察

当院ではよく来院されるのですが足部だけで観察すると踵の骨のゆがみがある方が多いです。そのイメージで言うと、偏平足になり、土踏まずがなくなり、のべーっとした足になっています。

骨盤の観察

次に、骨盤を観察すると日常生活のクセやランニング・ウォーキングのクセで骨盤のゆがみが知らず知らずのうちに出てしまいます。

姿勢の観察

骨盤がゆがむということは姿勢も悪くなり、体全体的にゆがんでしまいます。

このような状態で、ウォーキングやランニングをすると当然、足に負担はかかり痛みを引き起こしてしまいます。

当院では、足元から入念なケアを行い骨盤のゆがみ・姿勢改善立ち姿、歩き姿を整体で行いさらに、負担のかかっている筋肉に対して鍼灸でゆるめ再発しないように一人一人にあったトレーニングを行います。

足底筋膜炎の人がやってはいけないこと

足底筋膜炎でお困りの方が、やってはいけない事は以下のとおりです。

痛みを我慢して生活や運動
足の指の筋トレ
痛いがゆえに靴などを履かない
足にフィットしない靴（サンダルやスリッパなど）を履く
長時間の立ち仕事

それぞれについて詳しく解説します↓

1. 痛みを我慢して生活や運動

このように感じていませんか？「痛いけどまだ我慢しているもう少し様子を見るもう少ししたら治るかも？」。何もやらなくてもどうにかなると思っている方が多いです。でも、自然に治ると言う事はなく、体のゆがみや普段の生活での体のクセが原因の事が多いです。

2. 足の指の筋トレ

鍛え過ぎてしまうと足底筋膜を硬くさせてしまいます。筋肉の性質で、鍛えてしまうと硬くなるので痛みが増してしまいます。基本は、足底筋膜をゆるめて血流を上げておくことが大切です。

3. 痛いがゆえに靴などを履かない

靴を履かない事で足の機能を減退させてしまう→足の指が使えなくなる→足のアーチが落ちると考えています。足の機能は大切で、歩行時に地面からの衝撃吸収をしてくれます。そうすることで、膝や腰、股関節の衝撃も和らげてくれます。ですから、靴を履く習慣をつけて頂いて生活して頂けると痛み緩和に繋がります。

4. 足にフィットしない靴（サンダルやスリッパなど）を履く

足のアーチをサポートしてくれない、「平らな」サンダルやスリッパは足底筋膜炎を悪化させる可能性があります。逆に土踏まずの部分が盛り上がっているタイプのスリッパなどで、サイズがあなたの足に合っていれば問題ありません。

5. 長時間の立ち仕事

長時間の立ち仕事は足の裏に常に体重がかかっている状態です。足底筋膜全体や、足底筋膜とかかとの骨との付着部分が常に引き伸ばされている状態であるため、損傷を起こして足底筋膜炎を悪化させます。

このように足底筋膜炎は姿勢の癖や生活習慣が慢性的に蓄積されて発症している場合が多いので、まずは正確な原因を発見することが大切です。