
足の指の間のしびれや足裏の痛みは「モートン病」かもしれません
「歩くと足の指の間がしびれる」「足裏がビリビリする」「中足骨の付け根が焼けるように痛い」ーーそんな症状に心当たりはありませんか。これらはモートン病と呼ばれる神経のトラブルである可能性があります。大阪市住吉区でも特に40代から50代の女性を中心にご相談が増えている疾患です。
モートン病は外反母趾や扁平足といった他の足の変形とも関係が深く、放置すると悪化し、歩行や立ち仕事が困難になることもあります。この記事では、モートン病の原因や症状、放置によるリスク、そして当院での整体・鍼灸によるアプローチを詳しく解説します。
モートン病とは?現代医学的な解説
モートン病は、足の中足骨の間を走る足趾間神経が圧迫されることで起こる疾患です。特に第3・第4趾の間に発症することが多く、歩行や長時間の立位で神経が刺激され、しびれや灼熱感を伴う痛みが現れます。神経の周囲に炎症が起きて肥厚するとモートン神経腫と呼ばれる状態になり、痛みやしびれがさらに強まります。
原因としては、幅の狭い靴やハイヒールによる前足部の圧迫が代表的です。また、外反母趾や扁平足、ハイアーチといった足の形状異常も神経への負担を増大させます。さらにランニングなど繰り返し前足部に強い負担をかける動作もリスク因子となります。
症状の進行と特徴
モートン病は段階的に進行します。初期は「足の指の間がなんとなくしびれる」「長く歩くと指の付け根が違和感」といった軽い症状です。中期になると「足裏がビリビリする」「足の甲が痛い」「靴を履いていると灼けるように痛む」といった具体的な痛みが出てきます。さらに末期では、靴を履いていなくても常にしびれや灼熱感があり、日常生活そのものが制限されるようになります。
特に女性の場合、ヒールや幅の狭い靴で悪化しやすく、男性ではランニングや立ち仕事で悪化するケースが多く見られます。
東洋医学から見たモートン病
東洋医学の観点では、足の甲から足先にかけて肝経や腎経が走行しています。肝は「筋をつかさどる」とされ、肝血が不足すると足指の柔軟性が低下し、神経の通り道が狭くなると考えられます。腎は「骨を養う」とされ、腎虚によって足の支えが弱まると神経への圧迫が起きやすくなります。つまりモートン病は、神経そのものの問題に加えて、全身の血流やエネルギーバランスの乱れが前足部に現れている症状ともいえるのです。
放置するとどうなるか
モートン病を放置すると、神経腫がさらに肥厚し、保存療法では改善が難しくなります。最終的には手術を検討しなければならないケースも少なくありません。また痛みを避けるために歩き方が崩れると、膝や股関節、腰にまで負担が広がり、全身の不調へとつながります。足の指の間のしびれや足裏のビリビリを「靴のせい」と思い込み放置することは、将来的な健康リスクを高めてしまいます。
症例紹介(大阪市住吉区在住・50代女性)
50代女性。数年前から「足の指の間がしびれる」「ヒールを履くと焼けるように痛い」と感じていました。整形外科でモートン病と診断され、インソールや痛み止めを処方されましたが改善せず、当院に来院されました。整体で足の横アーチを整え、鍼灸で足背部と中足骨間の緊張を和らげる施術を週1回行ったところ、4回目で「ヒールを履いても我慢できる程度に軽減」、8回目には「長時間歩いてもしびれが出にくい」と改善を実感されました。現在は月1回のメンテナンスを継続されています。
当院での施術アプローチ
大阪市住吉区にあるはりきゅう院 歩では、整体と鍼灸を組み合わせてモートン病の改善を目指します。整体では足の横アーチを回復させ、中足骨間の神経への圧迫を軽減します。特に外反母趾や扁平足のある方では横アーチの崩れが大きな要因となるため、ここを整えることが重要です。鍼灸では足背部や指の付け根の経穴に施術し、血流を改善して神経の炎症を和らげます。さらに肝経や腎経を整えることで全身の巡りを良くし、再発を防ぐことを目指します。
自宅でできる工夫
セルフケアとしては、幅広で足先に余裕のある靴を選ぶことが大切です。足指を意識的に動かす体操や、足の甲を軽くマッサージすることも血流改善に役立ちます。ただし痛みが強いときに自己流で行うと悪化する可能性もあるため、専門家の指導を受けながら取り入れることが安心です。
まとめ|大阪市住吉区でモートン病にお悩みの方へ
「足の指の間がしびれる」「足裏がビリビリする」「靴を履くと痛い」という症状は、モートン病が原因かもしれません。整体と鍼灸で神経の圧迫を減らし、血流を改善することで症状の改善と再発予防が期待できます。放置すれば日常生活が大きく制限されてしまうため、早めの対応が大切です。
初回は約90分 8,100円 → 4,000円(税込)
「足のしびれや痛みを改善したい」と思われた方は、ぜひ大阪市住吉区のはりきゅう院 歩へご相談ください。


電話:080-6620-7154
住所:大阪市住吉区上住吉1-1-26